「アメリカ村」ってどんなところ?
アメリカ村(アメ村)は、大阪の街の中にある、賑やかでたくさん楽しめるスポットがある西心斎橋のエリアです。
古着を売っているお店(古着屋)や、音楽ライブが見られる場所、カラフルな絵が描かれた壁(アート)など、あらゆるコンテンツが詰まっていて、長年、若者に人気の街となっています。
たこ焼きやタピオカなど、おいしいものを食べたり飲んだりしながら歩けるのも楽しいポイント!
アメリカ村を歩くと、独創的な形の建物や、個性的な服を着た人たちにも出会えます。
最近では、可愛いスイーツのお店も増えて、写真を撮ってSNSに投稿する人も増えました。
「心斎橋(しんさいばし)」は外国や、他の県から遊びにくる家族もたくさん訪れ、人気の観光地となっています。
なんで「アメリカ村」っていうの?
1970年頃のお話です。
若者たちがアメリカ西海岸から輸入してきたTシャツやジーンズ、中古のレコードやサーフボードなどを、空き地で売るフリーマーケットを始めました。
これらのアイテムは当時の日本ではまだ珍しいものばかりだったので、テレビやファッション雑誌に「本場アメリカのものが売ってる街!」と紹介されると、それがきっかけで、「アメリカ村」と呼ばれるようになりました。
今では「アメ村」と略して呼ばれることで広く知られています。
どうして若者に人気なの?
1960年ごろ、当時の西心斎橋地区(現:アメリカ村)にいた若いデザイナーたちがアメリカの雑貨を売り始めたのがスタート。それが話題になって、だんだんと若い人たちが集まるようになりました。
そして、お店やライブハウス、クラブなどを通じて、音楽やファッション、ダンスなど、いろんな新しいカルチャー(文化)を発信する場所になっていきました。
たとえば、
などです。


ビッグステップって?いつできたの?
「ビッグステップ」は、アメリカ村の中にある大きなショッピングモールで、様々なお店が入っています。ビッグステップができたのは、1993年の3月6日。
もともとは大阪市立南中学校があった跡地に建設されました。
「アメリカ村」がメディアに紹介された1980年以降は、人気のお店「無印良品」や「タワーレコード」などの有名店舗も続々と出店することで、さらに若者が集まるようになりました。30年以上が経った現在も若者に親しまれ賑わっています。
